21歳の山田涼介くん

 山田涼介くん、22歳のお誕生日おめでとうございます。タイトルは「21歳の山田涼介くん」としましたが実際は「21歳の山田涼介くん(を見てきた私)」が正しいような内容になってしまったような気がします。想像を遥かに上回る文章量になってしまったため本気で未来の自分くらいしか読者はいないと思いながらもせっかく頑張ったので記事として形にはします。基本ツイログを参照しながらまとめたこと、何日かに分けて書いたためその日その日の気分にムラがあったにも関わらずほぼ推敲の時間を確保できないまま更新すること、など様々な要因により文体に統一性のない見苦しい文章ではありますが、記念に!ね!(?)

2014年

○5月○

・21歳Birthday

・LiVE with me

  お誕生日当日、日付が変わる瞬間はリハ帰りの車中でけーととマネージャーさんと一緒にいたやまちゃん。スマホを使ってバースデーソングを流してお祝いしてくれたけーとの優しさに感動してハグしてしまったそう(けーと談)。しかしその翌朝も早くから金田一撮影が控えていたため「誕生日なのに仕事してるよぉ…」と寂しそうだったやまちゃんを見かねたのかなかよしKCが夜にサプライズでおうちにお邪魔してお祝いしてくれました!翌々日5/11にこのエピソードをふんだんに盛り込んで更新されたちねぺのかわいさは何度見ても新鮮に萌え死ぬことのできる最強コンテンツです。特にやまちゃん宅へ向かう直前の「これはりょうすけ泣いてよろこぶわぁー」とサプライズ後の「僕とけいとが帰ったら一人でメッセージカードみて泣いてるんだろうなぁ(ニコニコ顔文字)りょうすけ可愛いな(ニコニコ笑顔の顔文字×3)りょうすけお誕生日おめでとう突撃訪問はよろこんでもらえたし成功だね(キラキラ顔文字)」!!!内容はもちろんこれを楽しそうに打っていたであろうちぃちゃんとかもしかしたら読みながら「んなことないわっ」なんてつっこんでいたかもしれないやまちゃんとか、とにかく想像すればするほどかわいいが止まりません。極め付けはあまりの嬉しさにいくつもの取材の中でこのお誕生日サプライズをしてもらったエピソードを披露していたやまちゃんです!「りょうすけ可愛い」ね!?!?ちぃちゃん!!!???

 翌日東京ドームで行われたコンサート、『LiVE with me』でもMC中にメンバーからサプライズでお祝いしてもらいました。あいありをBGMにセンステへ登場したくるすけのぬいぐるみに向かって一目散に走ってきたやまちゃんの愛らしさは今でも鮮明に思い出せます。両手を真横にピンと伸ばし(おそらく団扇を持っているくるすけのポーズの真似)走る姿に似合う効果音は飛行機ごっこをする五歳児と同じ「ぶーーん!!!」以外の何物でもないし、センステに辿り着くとすぐさまくるすけに抱き付きゴロンと寝転がってぎゅっと抱きしめる姿はどんな五歳児も敵わない五歳児(天使)っぷりだった。そしてそのくるすけを抱きかかえたままメインステのみんなの元に帰ってきたやまちゃん…21歳の抱負を尋ねられると「僕はHey!Say!JUMPが大好きなのでみんなで前に進んでいけたら良いですね」と答えるやまちゃん…好き……21歳男性へのお誕生日プレゼントにぬいぐるみをチョイスしして喜んでもらえるかドキドキしていたへいせいじゃんぷ、そしてその期待を全く裏切らず全力で喜んでくれたやまちゃん。なんて平和で時空の歪んだグループなのでしょう。愛の在処はまさしくあの東京ドームにありました。後日分かったことですがこのコンサートの翌日も金田一撮影のためやまちゃんとだいちゃんは朝3時起きだったんだよね。お疲れ様でした。

 

○6月○

・3rdアルバム『s3art』発売

・財布芸の始まり

・やまちねけとプラス‟一般のお友達”指輪事件

・TVガイドPERSON

・10000字インタビュー

  まだ振り返り序盤ではありますが、もしかしたら6月は軽いものから重いものまで最も話題の多い月だったかもしれません。ここから7月頭にかけてはとにかく山田担として気持ちの浮き沈みが激しかった。

軽いもの、というか書きやすいものから挙げていくと、まずはアルバム『s3art』。発売前、収録曲のタイトルのみが発表された時点で全山田担、いや全じゃんぷ担が抱いていたであろう予想を裏切らず『Candle』という曲を作詞したのはやまちゃんでした!作詞に行き詰っておなかが痛くなるほど追いつめられていたやまちゃん!真っ暗にしたお部屋でロウソクを立ててぼーっとしていたやまちゃん!キャンドルから結婚を連想したやまちゃん!でもオレ独身だしなぁと思ったやまちゃん!結果的に妄想で捻り出したやまちゃん!だいすき!!!YC厨的には雑誌の曲解説でのY「製作過程を一番知っているのは知念」C「曲が育っていくのを見守らせていただきました」という発言も堪らなかったなぁ。そうしてやまちゃんがおなかを痛めて生み出した(語弊)『Candle』は好きな人の幸せのために自分は身を引くというやまちゃんらしさ全開の優しくも切ないバラードに仕上がっていました。

 続いて財布芸。18日深夜に放送された「魁!音楽番付」内での「知念にオレ財布って呼ばれてるんですよ!」という自己申告をうけて厨界隈には激震が走りました。…恐らく。笑 私自身はどうせ1~2回呼ばれた程度だろうとそこまで引きずっていたわけではなかったのですが、少なくともこの後半年ほどはやまちゃん・ちねんくん共に幾度となくこの財布ネタを楽しそうに発信していくこととなります。詳しくは以下のまとめへ。

berryyydkkkh.hatenablog.com

 厨としての振り返りが続いてしまいますが、21歳のやまちゃんを語るにあたり欠かせないのがやまちゃん・ちねんくん・けーと・一般のお友達という仲良し4人組のお話。確か初めに物議を醸したのはduet7月号内でのやまちゃんの以下の発言だったと記憶しています。

いま小指につけてるシルバーの指輪。じつは、知念&圭人とおそろいなんだ。あのふたりと共通の友だちが先につけてて、オレが「何それ!なんでオレだけ持ってないの!?」って、マネしてつけ始めたんだよね。ふだんからメールし合ってる4人組の仲よしの証(笑)。

 な、なんだそれ…?と。なりますよね??年齢性別関係無くこの状況はおかしいですよね???成人男性3人が指輪をお揃いで持っているという時点で不思議なことこの上ないですが、そこに後から入っていったやまちゃんの強靭な神経も凄い。私なら自分だけ仲間外れだ…と落ち込むだけで誰にもその話をできないと思います。お友達との絆の強さに対する自信というか、溜め込まずにストレートに伝えることのできる強さというか、そのやまちゃん力に度肝を抜かれました。

 金田一初回放送が近づき幕を開けた怒涛の雑誌露出の中で、重みのあるテキストが二つ相次いで投下されたのもこの月でした。まずはTVガイドPERSON。最も印象的だったのは「いつか遅咲きでもいいから、SMAPとか嵐みたいに、ドカンとでっかい花火を打ち上げようね」「いつか絶対売れような」という話をよくメンバーとしていること。「売れる」という直接的な表現をしたことに驚くと同時に絶対にそうなる過程は勿論その先までをずっとずっと見続けたいと思わされる発言でした。その思いに拍車をかけたのがMYOJOの10000字インタビュー。ある程度の覚悟は持って臨んだはずなのに、あまりの衝撃、それも複数の爆弾に放心状態となり、読んでしばらくは涙と鳥肌と震えが収まりませんでした。内容を把握した後でも読むだけで多大なエネルギーを要するこの文章には未だに耐性がつかず、この文章を書くにあたり数か月ぶりに通して読んでみた今でもやはり泣いてしまいました。ぐちゃぐちゃになった思考をなんとか固めてようやくアウトプットできたのは初読から四日後のことでした。

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 発売から一年弱が経過して個人としてもグループとしても当時とは状況がまた変わってきた今、改めてPERSONと10000字の感想を述べます。一年前のハタチインタビューでは、ソロ活動時を振り返り以下のように話していました。

ソロ活動で学んだことはものすごく多いよ。メンバーがいなきゃダメだとか、メンバーのためならオレ、なんでもできるなとか。ただ単に自分のためだけだったらやってなかったと思うし、これがJUMPのためになるからやってる、みたいな。よく周りから“もっと自分のために生きなさい”と言われるけど、自分のためにってなると、じゃあ体を休めちゃおうかなって甘えが生まれるだけ。オレはファンのために仕事をやってるし、ファンがいるからコンサートや舞台をやるし、メンバーと一緒にやるから楽しいんだ。そう、メンバーがいるからオレがいる。オレひとりだったら意味も価値もないと思う。

 しかし、PERSONのインタビュー内では「メンバーだけじゃなくて、自分のことも大切にしていこうと思うようになった」「仕事をしてない時は自分の生きたいように生きようと思うようになった」というような正反対の発言をしています。たった一年でこれほどまでに変化した理由は、10000字で話していたようにようやく夢だったグループとしての在り方に近づいたことにあるのかな。今のJUMPは続々と個人が世間に見つかり始めています。その道を切り開いてきたのは間違いなく山田涼介という存在で。ソロデビュー時にだいちゃんやゆうやが背中を押すため告げてくれた「風穴を開ける」という大仕事を見事に全うしました。何年もの間グループ名を背負いもがき苦しみながらも立ち止まったり逃げ出したりせず懸命に前へ進み続けてくれた彼を応援させてもらっていること、心から誇りに思っています。そしてその努力が報われ始めた今この状況が本当に本当に嬉しい。やまちゃんが「JUMPは人生そのもの」と言うのなら私にとってもJUMPは人生です。自分で書いていても何を言っているのかよく分かりませんが、それくらい、やまちゃんの大好きなJUMP、やまちゃんを大好きなJUMPが大切で大好き。

 

○7月○

・映画『グラスホッパー』出演情報解禁

・『金田一少年の事件簿 Neo』放送開始

・『グラスホッパー』役作りのため銀髪に

  それまでの7年ほどの山田担人生においてTOP3と言っても過言ではないかもしれない出来事が起きたのが、忘れもしない2014年7月4日でした。冗談抜きでこの日のことは一生大切な思い出として胸に刻まれるんじゃないかな。やまちゃんが映画『グラスホッパー』へ出演するということが発表されました。念願叶っての銀幕デビュー。あらゆる幸福感を示す言葉を掻き集めて表現しても足りないほどに嬉しかったです。夢じゃないかと心配になったくらい。いつからかグループに関わるものでなく自分単体のお仕事については具体的な願望を述べることのなくなっていたやまちゃんが珍しく何度も口にした目標、それが映画出演だというのが私の見解でした。続々と映画に出演してゆく後輩たちを「うらやましい」、一足早く(厳密に言えば参勤交代は初映画ではありませんが今はその話は置いておいて)映画出演を決めたちねんくんについても「いいなぁ」と話していたのが強く印象に残っていて。これほど分かりやすく他を羨む様子に胸をギュッと締め付けられていました。いつか、いつか叶う日が来ないものかと。それでも正直こんなに早くそれが訪れるだなんて思ってもいませんでした。2014年、「言えば叶う」を体現したやまちゃん武勇伝の第一弾!かっこいい!!ありがたいことにタレントとしての性質上主演以外で演技のお仕事を頂くのが難しい状況にあるからこそ、三番手、それも主演がジャニーズの中でも役者としての地位を確立している斗真くんだということがこれ以上ない恵まれた環境で。未だに作品の映像どころかキャストのビジュアルすらも明らかになっていませんが、公開される秋が楽しみでなりません。

 2日後に更新されたJUMPaperもまた胸が熱くなるものでした。あくまで「夢の一つ」が叶ったという表現をするのが素敵だなぁって。言外にまだまだやりたいことはたくさんあるのだと主張しているようで、こういうところが好きなんだよ!!読んでいて思い出したのは、2012年秋、金田一四代目就任が決まってから初めて更新されたやまぺでした。当時の締めの文章は「涼介パワー全開でいったろかぁ~」で今回は「涼介頑張るよ~」。変わらない。原作ファンによるイメージの固まった作品への挑戦という点で共通しているためか全体的な文の内容も似ていたのですが、2年前と比べればすっきりとした文章になったような気がします。積み上げてきた経験が不安感も軽減させるほどの自信へと繋がったのでしょうか。頼もしい。

 さてさて、2週間も経たない内に今度は『金田一少年の事件簿Neo』初回がOAされました。この辺りから現在に至るまでまーじーで山田担忙しい。嬉しい悲鳴!金田一に関しては、そもそもスポットCMが流れ始めた時点で興奮が凄まじかった。2007年の『探偵学園Q』を彷彿とさせる画なんだこれがまた!加えてその探Q以来7年ぶりとなる盟友・神木隆之介くんとの再共演。山田担のみならず全JUMP担が興奮している印象を受けました。大犯罪者である祖父の血が自らに流れていることに苦しめられていた少年が7年越しで当時の相棒とも言える人を相手に「じっちゃんのことは何とも…」「俺は俺」と真っ直ぐな瞳で伝えているんですよ!?(ドラマと現実の混同)痺れた。

 他にも7月のやまちゃんと言えば銀の魔物になったことも外せません。あの美貌はもはやアンドロイド。どこかの記事に書かれていた「映画の役作りで髪の毛を染めた山田」という表現に嬉しくなったなぁ。演技のためなら坊主にだってしてみせると話していたやまちゃんだからこそ、「映画の役作りで髪の毛を染めた」事実が文字となる感動もひとしおでした。

 21歳にしてようやく真っ暗な部屋で寝られるようになったこ、ラジオにてニキビができた自分をさも珍しい出来事かのように報告していたこと、志村動物園に出演した際ににゃんこを見た瞬間「かぁわいいっ!ねこちゃんだっ♡」と叫んでいたこと等々この時期はメディア露出が特に多かったこともあり書きたいエピソードはまだまだあるのですが、キリがないため泣く泣く割愛します。

 

○8月○

・ツアー『smart』スタート(大阪、福岡)

・映画『暗殺教室』主演情報解禁

・ドラマ『地獄先生ぬ~べ~』にちねんくんが出演することが判明

 夏だ!待ちに待った全国ツアーの幕開けだ!!待ち焦がれてたこの日がきたよ!!!(しつこい)…とまぁふざけてしまいましたが、ずっとずっと待ち望んでいたアルバムツアーの1曲目にこの歌詞から始まる『Ready Go』をもってきたのは大正解だと思いました。これは絶対楽しいコンサートだ!とわくわくさせてくれた。立て続けにカモナでまずはみんなで一緒に踊って楽しんでからスパデリ→ビトラのお馴染みダンスナンバーを見せつけてくる感じ。JUMPらしいなぁというのが初見の感想でした。後になって分かったことですが、やまちゃんの提案したRWM間奏での無音ダンスは鳥肌がたった。ちねんくんは不安だったようだけどけいと曰くやまちゃんのプレゼン力の高さで通ったアイディアなんだとか。いやーーーかっこいい。

 2週間後の福岡公演。個人的には、というか周りの福岡に入った山田担は皆口を揃えて言うのですが、福岡のやまちゃんがいっちばんかわいかった。特にスクガ!映像くれ!!と死ぬまで言い続けるレベルのかわいさ。

 MCも天才でした。

光「山田すげーバテてねーか?顔すげーテカテカwマーガリンでも塗った?パンに塗りたくなるw」ここでちねんくんが後ろからやまちゃんの肩をポンと叩き何か耳打ち→怒ったやまちゃんがちねんくんを蹴る振り(この時点では何を話していたのか分からなかったんだけど…?)

知「(ゅぅゃの顔に手を添える振りをしながら)ゆーやのトンコツがいっぱい出てる…」

髙「知念、言っていいことと悪いことがあるよ?」

光「知念、言っていいことと悪いことがあるよ?…今のは言っていいことだ!」

山「知念さ、ゆーやのことは冗談で言うけど俺の時はさぁ…さっきだって嬉しそうに俺のとこ来て『りょーすけ、トンコツの話出てるよ♡』って言ってきやがってw」

知「りょーすけ、やめろよって言うけどホントは嬉しいくせにぃ〜♡(やまちゃんの肩を抱く)」

中「(無言でやまちゃんに向かっててびち)」

山「おいやめろw」

髙「その豚足ピースさぁ!さっき瞳のスクリーンのときうちわにあるの見つけて笑いそうになったんだけど!w」

中「(無言で瞳スクサビの振りを人差し指と中指ではなくてびちポーズのまま踊ってみせる)」

山「すっげーいじるんだ知念が!一昨日焼肉行ったときも珍しく知念が焼き奉行みたいなことやってたんだけど、焼きながらボソボソ何か言ってて。よく聞いてみたら『りょーすけ、ごめんね…』ってw」

満面の笑みを浮かべながら知にパンチしにいく山→お返しに蹴る振りをする知

知「今度7会にBEST1人ずつおいでよ!」

光「やだよ、そしたらそのBESTが奢らなきゃいけないんでしょ?先輩だからw」

知「だいじょーぶ!ここに奢る人いるから♡(と言いながらやまちゃんの肩を組んだ後に深々とお辞儀)」

山「お前腰すげー折るんじゃねーよw」

中「サイフね。」

山「やめろサイフって言うな!」

中「(無言でてびち)」

山「それもやめろw」

知「My wallet!!!」

山「おいwww」

  『暗殺教室』主演の知らせが届いたのも8月でした。『グラスホッパー』の情報すらほとんど無い状態のまま訪れたこの吉報に、正直初めはどう反応すればいいのか分からず(笑)。撮るのは後なのに公開はこちらの方が先なの!?とかついこの間銀幕デビュー決定に泣いたばかりなのにそれを噛み締める間もなく主演!?!?とか…。実際に完成作品を観た今ならば胸を張って初めての映画がこの『暗殺教室』でよかったと言えるのですが、当時は人気漫画の実写化・主演・共演する生徒役キャストは知名度の高くない子ばかりという三大負荷に不安が無かったと言えば嘘になります。やまちゃん自身も主演だということはWSで、私たちと同じタイミングで知ったんだよね。いや、おたくは深夜のTwitterから情報を得たからむしろやまちゃんの方が後なのか(笑)。とにもかくにもおめでたい話が続いたことに変わりはありません。

 だがしかし!夏の終わりにまたもや山田担界隈をざわつかせる演技のお仕事の話題がありました。それはちねんくんが『地獄先生ぬ~べ~』に出演することが決まったというもの。ぬ~べ~と言えば、やまちゃんにとってJr.時代からのバイブルのようなもので何年も何年もファンを公言していた作品でした。ようやく実写化が決まったのに、蓋を開けてみれば出演できるのは妖怪にまるで興味のないちねんくん。そのちねんくん憧れの大野くん主演ドラマに出たのはやまちゃん…嗚呼、やまちねって……(厨)ぬ~べ~大好き妖怪やまだりょうすけが数か月後笑ってしまうほど見事な快進撃を巻き起こすとは夢にも思わなかった夏の私でした。

 

○9月○

・13thシングル『ウィークエンダー/明日へのYELL』発売

・『暗殺教室』現場での座長っぷり

・ツアー『smart』静岡公演

・‟ちぃちゃん”

  『暗殺教室』の撮影が始まり、共演者やスタッフの方によってネットを介して次第に現場でのやまちゃんの様子を知る機会が増えてきました。

t.co

 この懇親会の僅か1週間前のJUMPaperでは友達いないという自虐ネタを披露していた人見知りさん(かわいい)が座長として自分が現場の雰囲気を変えるきっかけにならねばと考えしっかり行動(かっこいい)。好きしかない。

 “ちぃちゃん”。こんな真面目な話をした後にあれですが、私にとって9月と言えばもうこれです……。そもそもちぃちゃんというのは元々おかもとけいとくんがプラベでちねんくんを呼ぶときに使っていた愛称でした。その情報を得たときから数か月、まさか、まさか真似したりはしないよね…?とハラハラ過ごしていた私の静岡公演初日2部後最初のツイートがこちら。

 続きまして同じく静岡公演2日目終演直後のツイートがこちら。

その後10月の横アリMC中に何度か、撮影現場で少なくとも1回(ソース:WU公式Twitter(神))、雑誌上では三度だけちぃちゃん呼びをかましていますが基本的には知念呼びがデフォなご様子。もうなんなんだい君たち……

 YCというかやまちねけと関連で言うと、やまぱわでの「(夏休みは)けーとを振り回してみたり、ちねんちゃんに振り回されてみたり」という発言の的を射た感じ(ふたりに対する正反対だけれど最上級の愛情表現)やPON!で公開されたプラベ写真の異常な距離感も印象的でした。厨歓喜。

 

○10月○

・『リトルトーキョーライブ』放送開始

・『地獄先生ぬ~べ~』OPのシークレットナレーションゲスト出演決定

・横浜3daysを無事に終えツアー『smart』終了

・やまちゃんmeetsコージーコーナー 

 さてさて、この月で一番、いやもしかしたら一年間で最も面白かったのはこれかもしれません。そう!「原作好きを公言するアイドル」によるぬ~べ~のOPナレーション。あの日ほどTLに草が並んだ日はそう無い気がします。めでたい、めでたいんだけどそれでいいのか…?かわいそうでかわいいやまちゃんが愛おしくて堪らなくなった…のですが!数日後の横アリ初日MCにてこの報告をしている姿がそれはそれは嬉しそうで…草を生やしながらお祝いしていた過去の自分を殴り殺したい衝動に駆られました…ごめんねやまちゃん……。「ナレーションをやらせていただけることになりましたぁ~!」と話したやまちゃんに向けられ会場一体となって贈られた拍手の嵐も凄まじく、愛されやまちゃんにほっこり。10月25日放送の第3話で実際のナレーションを聞いたときは、自分でも驚いたのですが涙が出ました。ほんの数文なのに、いやだからこそ、全力すぎるほど全力なザ・やまちゃんで。どのような顔をして一言一言を発していたのかが手に取るように分かりました。愛おしい。本人も録画してリピったりとかしたのかなぁ…かわいい……

 10月のツイログを見返すといつにも増してYC関連の話ばかりしていたんですよね私。異常な発言連発する本人たちが悪い(言い訳)。

やま「あ、メンバーの話で思い出した。自慢していい?少し前に知念と共通の友達から、知念が「涼介のことが一番好き」って言ってたって聞いたんだよ。本人からじゃなくて友達伝いっていうのがポイントね。超うれしかったんだけど!」ち「うん、言ったね(笑)。」いの「ただのノロケ話じゃん(笑)。」【'14.10.2 TV LIFE Premium vol.11】

(土9ドラマの)バトンタッチに向けてのアドバイスは?:やま「言うとしたら、知念は人見知りなので、現場でうまくなじめてるかな~、とは思ってます。」ち「出だしは良い感じにいってますね。心配しなくて大丈夫だよ。」【'14.10.11 朝日中高生新聞】

 厨的振り返りは別記事で済ましているため全て挙げることはしませんが、特にインパクトの強かったふたつをピックアップ。「あ、メンバーの話で思い出した!」ってなに…この話しようと今か今かとタイミングを見計らっていたんだろうけど全然ナチュラルに切り出せてないよ…ちぃちゃんが素直に事実として認めたのにもたまげたし…何よりやまちゃんが喜ぶだろうと共通のお友達さんが伝えてくれたのかと思うと面白い。よかったねやまちぁ…!二つ目に関しては…アドバイスになってない、バトンタッチも関係ない、ただのモンペ発言だ、それに素直に答えて安心させてあげる孝行息子…いや娘?とまぁツッコミどころ満載なのでこの辺りに留めておきますね。はい。

 『暗殺教室』共演者さんのツイートにより判明したやまちゃんmeetsコージーコーナーにも訳が分からないほど萌え滾りました。近くにコージーコーナー以外のケーキ屋さんがなく大変だったそうなのですが、あのやまちゃんという非日常の存在がコージーコーナーというド日常と交わったという衝撃!カウンターで店員さんにメッセージプレートに「ティティ」と入れるようお願いした(多分)その可愛らしさ!ショッパーを手に嬉しそうにお友達の元へ行ってそーっとそれをテーブルに置いた(多分)その愛くるしさ!ありがとう!感動をありがとう!!(CV.殺せんせー)

 

○11月○

・べいじゃんにてやまちゃんのおうちでの奇行が暴露される

・“アイドルの恩返し”

・「これからだよ。」

・『地獄先生ぬ~べ~』に望み通りの絶鬼役として出演することが決定

 あり「あの〜、ぼくらのメンバーの山田ですら、なんか家では意味もなくスウェットを…まぁスウェット穿くまではいいじゃないですか?そのスウェットを肩までこうビーって伸ばして、そこに手もつっこんで意味分かんない生き物みたいな動きするからね」

たか「マジで?w」

あり「うん。上半身裸で〜、」

あり「なんかねぇ、いやぁなんかあるのたまに。なんかムダに…もう、仕事終わってるわけじゃないですか。だから本来ならもうそっから髪の毛をね?お風呂に入ってワックスとか整髪料をさ、洗い流すわけじゃないですか。でもね山田は逆に、そっからワックス付け始めてモヒカンにすんの。」

たか「えぇ〜!なにそれ!?」

あり「そんで、そうさっき言った上半身裸でスウェットをなぜか肩までこう、ビーって伸ばしてそこに手つっこんで、跳ねてんの。」

たか「まぁ妖怪が好きだから、真似してんのかなぁ?」

あり&たか「「ハハハハハ!」」

 か、かわいい…のか…?やまちゃんなら何でもかわいいね!うん!このときのだいちゃんの、おかしいとは思っているのでしょうが特別面白がる訳でもなくさほど熱を込めて話してはいない話しぶりから、いちいち発信しないだけでもっと様々な不思議やまちゃんを見慣れているのだろうなぁと感じました。

 10月から始まった準レギュラー番組『リトルトーキョーライブ』にやまちゃんが初めて出演したのもこの月。とは言うものの、スタジオ出演ではなくロケ担当。詳細がまるで分からないまま始まった生放送で目にしたのは、キラキラステージ衣装を着て日常に疲れた一般女性を癒そうと奮闘する自担の姿でした。見ている側は勿論やっている本人も探り探りのこの企画。あれほど完璧にやってのける人なんて彼以外にはいなかったと思います。年上女性に対して敬語とタメ語のみならずアイドルと男の顔までもを絶妙に織り交ぜながら接していたあの姿は全女性に見せたいものでした。世界中でたった一人の目をじぃっと見つめ物理的にも精神的にも距離を縮めたかと思いきや、TVの前にたくさんのファンがいることに対する配慮も忘れない。尚且つこの配慮はその大多数から目の前にいる一人を守ることにも繋がります。そんなアイドルの鑑・山田涼介にも、いち男性として真摯に、けれど遊び心も交えつつたった一人の女性に接する小悪魔年下男子・山田涼介にも、堕ちるしかないじゃありませんか!?こんなの見たら世界中のオンナがやまちゃんの虜だと思ったよ本気で!!極め付けは「だけどぉ、僕はみんなのものだから…」ですよ…咄嗟にこんな台詞が出てくるアイドルいます…?来世まで語り継ぎたい名言ですよはなまる!!!よく頑張りましたお疲れやまちゃん!やまちゃんこそがニッポンの誇りアイドル!だよ!!!

 、、、と、盛り上がってはいたのですがさすがに次のお当番も全く同じ企画だと知ったときはショックでした。同じことをしたところでもうあれ以上のものなんて生まれない。一回きりだからこそ栄える企画なのではないかと。極力マイナスな文章をネット上にあげることは避けるようにしているのですが、このときばかりは我慢できませんでした。 

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 このときから半年ほど経過した今現在も、番組の企画は迷走する一方という印象をうけています。どうにかして、貴重な出演番組がメンバーもファンも心から楽しめるものになってほしいです。

 シークレットナレーションの興奮覚めやらないなか、ぬ~べ~担やまちゃん(と、そのおたく)にとってこれ以上ないほどの吉報が飛び込んできます。なんと、ぬ~べ~にゲスト妖怪として出演できることが決まったのです。それもやりたいやりたいとほとんど駄々をこねるように訴えていた通りの役柄、絶鬼として。こればかりはちねんくんのおかげと言わざるを得ないでしょう。

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 やまちゃん「絶鬼役で出たい!オレはもう絶鬼だ!!」

 ちねんくん「みんな“絶対ないでしょ~”って思ってるでしょ?いやいや、まだわからないですよ~。撮影は続いてますから、彼の気持ちが届けばもしかしたら出演ってことも……!?(笑)」

 泣いた。

  この流れで書くのもなんだけど、この月のドル誌企画でメンバーへの愛のメッセージに「これからだよ。」と答えていたやまちゃんに痺れたなぁ。うん。これからだ。

 

○12月○

・『地獄先生ぬ~べ~』絶鬼回放送

・『いただきハイジャンプ』放送

Johnnys’ Countdown 2014-2015

 11月振り返り時もブログを引用したりと次第に手抜きになってきたことがそろそろバレてしまいそうですが、絶鬼回感想についてはAskで回答したものをそのまま置いておきます。

t.co

だってこれを打っている今5月8日の午前4時なんですよ…自己満の極みでしかないけれどここまできたら5月9日午前0時に投稿したいじゃないですか…なので使えそうな自分の過去に書いた文章はとことん利用していきます。笑

 『いただきハイジャンプ』はもう!最高の一言に尽きる!!これこそが、メンバーの、ファンの求めていた番組。デビュー7年にしてようやく巡り合えた、グループの仲の良さや結束力、メンバーそれぞれの個性が発揮でき、誰も嫌な思いをせず視聴者・出演者共に楽しめる平和の具現化。終始嬉しい気持ちで胸がいっぱいになりながら見ていました。二本目のランニングマシンで世界記録に挑むという企画で大事な場面で順番が回ってきたときのやまちゃん、かっこよかったなぁ。限界なんてないんだと言わんばかりの鬼気迫る表情で走り続けるやまちゃんはどこまでもやまちゃんでした。好き!!

 残るトピックはカウコン…カウコンの話はやめようか(にっこり)。

 ここまでが2014年ということで一区切り。2013年末の雑誌で「2014年が、演技漬けの毎日になりますように!」と話していたやまちゃん。その言葉通り、金田一連ドラ化に始まって銀幕デビュー決定、その後感動に浸る間もなくすぐに映画主演も決まりトリを飾るは念願の絶鬼役でぬ~べ~出演権をもぎ取りました。まさに演技漬けの1年だったね。2014年の初めに以下のテキストを読んだ際、言いようのない高揚感を覚えました。

14年が始まってからの心境は「いいね!俺!」という感じです(笑)。去年の後半から自分が「ノッてるな」と思ってて、そのままの勢いで来られてます。(中略)今の僕は、自信に満ちあふれています。自信を持たないと何もできないし、もし自信のないことがあったとしても「自信がある!」って言っちゃう。そうすれば、言霊みたいにそれが現実になるんじゃないかと思うんです。

この記事の中で何度も使った言葉ですが懲りずにまだまだ言いますね。かっっっっこいい。言えば叶う、努力すれば報われるを体現する…というよりは言葉にすることで自らに言い聞かせ自信やエネルギーに変換すると言った方が正しいのかな。そんなやまちゃんに、ずっとついていきたいです。

 

2015年

○1月○

・すだやまという新たな桃源郷

・スクール革命!山田先生回放送

・『リトルトーキョーライブ』にてようやくスタジオデビュー

・ちねんくんお誕生日サプライズの詳細が明らかに

・やまひかお買い物事件

 年明け早々、暗殺教室に向けて金田一以来半年ぶりとなるメディア露出が始まりました。これまで同年代の俳優さんとの絡みが多くはなかったために今回の菅田将暉くんとの関係性はかなり注目していて。それこそ出演が決まったその日からキャストのお名前と年齢を調べて仲よくなるなら菅田くんかな…どうだろうふたりは合うのだろうか…などとモンペ芸をかましていました(余計なお世話)。ここまで全くと言っていいほど情報がなかった“すだやま”。ついにその全貌…とまではいきませんが片鱗が見えてきます。まずは映画公式Twitterによる媒体取材の様子レポ。

かわいい。見なくても分かる、かわいい。

 そして文字から得ていた単なる想像にかわいいの王手をかけた情報が、おそらくやまちゃんで言うJUMPaperのような媒体で菅田くんが披露してくれたエピソードです。それまで菅田くんはやまちゃんのことを“涼介”呼びしていたにも関わらずやまちゃんは“菅田くん”でした。しかしその理由は普段菅田くんの本名の方の下の名前で呼んでいるからだとか。それでも今後は公の場では“将暉”呼びにしていくそうなのです。私がこの情報を初めて目にしたのは菅田くんのファンの方のツイートだったのですが、その方も「よっぽど仲良くなったんだね」と喜んでいる様子だったことになんだかほっこりしました。ふたりで並ぶ姿を目にするのがますます楽しみになった、そんなエピソードでした。

 年末に収録されていた『スクール革命!』のやまちゃん先生回が放送されたのもこの月です。これまで幾度となく金一封差し上げたい衝動に駆られたスク革様、例に漏れず大大大満足な内容でした。そろそろ本気で口座番号を教えていただきたい。スク革においては、願望としてのキャラ設定と求められている役割と素の性格が絶妙に調和されるんですよね。スタッフさんや共演者の皆さんと5年もの間に築き上げてきた絆の賜物。毎収録毎放送で愛されていること、大事にしてもらえていることがヒシヒシと伝わってきます。皆さんの願い通り、いつか全国放送され尚且つずっとずっと続いてほしいなぁ。出会えてよかったと心から思える大好きな番組です。

 一方、新たな番組である『リトルトーキョーライブ』ではここにきてようやく同じくロケ組固定となりつつあっただいちゃんと一緒にスタジオデビューが叶いました。本番直前の3秒コマーシャルでスタジオにいる姿を見た瞬間、嬉しさのあまり泣きそうになったことは今でもハッキリと覚えています。この回の企画は47都道府県の中から名産品の出身地を当てて日本地図でその場所を選んで回答するというものだったのですが、出演メンバーに白地図をオールクリアできそうな人が全くおらず(笑)。案の定、進行役のどりやんに引かれるレベルのおばかっぷりを発揮したありやまけとゆやでしたが今振り返ってもこの回のやまちゃんが一番楽しそうで一番生き生きとしていたと思います。ようやくスタジオに来られて、重責を負うことなくみんなでワイワイやれたのが嬉しかったのだろうなという印象を受けました。

 その他細かいエピソードとしては、昨年のちねんくんのお誕生日にやまちゃんを筆頭とする仲良しメンバーがどのようなサプライズをしたのかが分かり始めたり、なかなかプラベエピソードなんて聞くことのないひかるくんとお買い物に行ったことが判明したりしました。前者は、まぁ詳しくは一つ後の記事のYCまとめを見ていただきたいのですが、とにかくちねんくんというよりもやまちゃん良かったね!この一言に尽きます。後者に関しては、厨とまではいかずともやまひか好きな私にとって嬉しくて堪らない変化でした。昨年から何度かひかるくんは(自分と違って)スタイルが良いんだからもっと身なりに気を使うべきだとそのファッションに文句をつけていたやまちゃんでしたが、まさか本当に一緒に買い物に行って私服を選んであげるだなんて!そしてあのひか兄ちゃんが素直にそれを着て少し格式ばった場である滝沢歌舞伎の観覧にまで行っただなんて!!これをかわいいと言わずして何と言う!!??後に明らかになったことなのですが、ひかるくんの私服がラフすぎてやまちゃんからわざわざ個室に呼び出されてガチで怒られたのが買う気になったきっかけになったのだとか。なんだそれ(かわいい)。

 

○2月○

・謎の大型新人グループ「せんせーションズ」デビューのお知らせ

・『smart』ライブDVD発売

・PICT-UP

西野カナさん「ねぇDarling♪」やまちゃん「なんだよ♡」

 次々と発表される掲載雑誌の数々に映画初主演というものの重みは改めて噛み締める中、『暗殺教室』の主題歌情報が解禁になります。主題歌を担当するのは、謎の超生物「殺せんせー」がプロデュースする9人組のボーカル&ダンスグループ『せんせーションズ』!!(ここまでJohnny’s webより引用)敢えて設定無視しますけど、Hey!Say!JUMPなんですよね。やまちゃんがずっとずっと望んでいたお仕事である映画の最後にやまちゃんの大好きなHey!Say!JUMPで歌った曲が流れる。なんと幸せなことなのでしょうか。本人以上にミスヴァ期の彼の精神状態を引きずってしまっているため、またもや涙が出るほど嬉しくなると同時に何だか安心してしまいました。

 冒頭にあるように数えきれない(というか全買いした身としては数えたくない)雑誌露出の中で個人的に一、二を争うほど好きだったのが、PICT-UPとFLIXです。PICT-UPに関してはブログにも書きました。 

berryyydkkkh.hatenablog.com

 FLIXで特に印象に残ったのは以下の発言。

例えば自信を失くしてしまったとしても、凹んだ時には凹んだ時しか感じられない感情があるので、それを大事にするようにしています。無理に前を向こうとか、あんまり思わない。今感じられることは今感じておこうと。いつか歌詞に役立つかもしれないくらいの気持ちで、書き留めたりもしますね。そうやって向き合えば、次の日には元の自分に戻っている。便利な体質なんです(笑)。でも、それができるようになったのは19歳くらいからかなぁ。あと、やる気を出さなくちゃいけない場合、これは甘ちゃんな考え方ですけど、それをやったら何かが待っていると考える。例えば本当にやりたくないことがあったとしても、“これをやったらあれが待ってるから頑張ろうっと”と思うことにしていますね。

先ほど載せたブログにも書いたように、彼はできる限り自らの感情をファンと共有しようとしてくれる人だと思っています。ただし、それが負の感情である場合は自分の中で整理をつけてそれを乗り越えた後に。10000字インタビューを読んだときも同じ感想を抱きましたが、だからこそ、あぁ、もう完全に過去のこととして受け入れられたのだなと感じました。あの19の冬、何度目かは分かりませんが恐らくそれまでで最も大きな決意を、一生アイドルとして生きていくという決意を、したんじゃないかな。そしてそれを見失うことはもうないような気がする。それくらい、いまのやまちゃんには頼もしい強さが感じられます。

 同じくFLIXのインタビューの最後、「愛情に応えたいと思える相手は?」という質問に彼はこう答えています。

やっぱりメンバーですかね。メンバーから愛をもらうとか、そういうんじゃないですけど、グループとして目指すところは一緒なので。そういう話をメンバー同士でよくしますし、本当に仲のいいグループなんです。サポートし合いたい気持ちを、常に持ち続けていくんでしょうね。

これほどまでに人を愛し、愛するが故に人から愛される、そんな人物を私は他に知らない。

 ここで2月の話は締めた方が綺麗だというのは重々承知しているのですが、それでも書かずにはいられない…以下は全JUMP担をざわつかせたと言っても過言ではない女性誌での発言です。

アホですよ、俺、(西野カナさんの)「ねぇDarling」ってフレーズに「なんだよ♡」って応えてます(笑)。

いやーーーー驚いた。西野さんの歌詞が好きなのは想定内でしたが会話してるだなんて。想定外にも程がある。しかし、私も含め多くの山田担はこんな奇行もこの一言で片づけてしまうのでしょう。\かわいいから許す!!!/

 

○3月○

・『暗殺教室』完成披露試写会・学生限定イベント

・せんせーションズデビューシングル『殺せんせーションズ』発売

・『暗殺教室』公開、初日舞台挨拶

・『スクール革命!』にて初めての単独ロケ(放送は後日)

・『暗殺教室』大ヒット御礼舞台挨拶

 お品書きからも分かるように、暗殺教室一色の1ヶ月でした。公開前の本人登壇イベントにも、初日舞台挨拶の六本木にも行くことはできなかったのですが、日々Twitterに流れてくるレポを読んでもまだ実感の沸かないまま向かった公開初日の舞台挨拶中継。Johnny’s webを介して送られてきたやまちゃんからのメールで一気に現実のこととして理解し、電車の中でもう泣いてしまいました。やまちゃんの紡ぐ「愛してください」が堪らなく好きなんだ私は。公開2週間前の一般試写会で作品自体は観ていたのにも関わらず、「初映画の公開初日」という雰囲気がそうさせたのか、映画を観終わったときには自分でも引くほど号泣していました。隣に座っていた山田担の友人と顔を見合わせて笑ってしまうほど。笑いながらも泣き続けていましたが。あの日のことは一生忘れないと思います。いや、断言します。忘れない。「夢の一つ」を叶えたやまちゃんが全力で挑んだ演技のクオリティ、そしてエンドロールから伝わる現場のこれ以上ないほどの温かさ。改めて、初めての映画がこの作品で良かったと強く感じました。10日も経たない内に行われた大ヒット御礼舞台挨拶ではもうすっかり映画主演俳優としてのポジションが板についていて。今後の活躍がますます楽しみになりました。

 映画のお仕事をやりたかった理由の一つは自分がスクリーンに映っている姿を親御さんに見せてあげたかったからだ、親御さんも今回前売り券をたくさん買ってくれている、というお話を雑誌で読んだときも泣いたなぁ。Jr.時代に目立てなくても辞めずに頑張ったのは親御さんが悲しむのが嫌だったからなのかもしれないとも話していたんだよね以前。家族が応援してくれるのならいけるところまでいってみようって。ほんの10年と少し生きた時点でもう「誰かの夢を背負うのも悪くない」と悟りを開き自らの生き方を固めたやまちゃん。あぁかっこいい。

 

○4月○

・Hey!Say!JUMP、『24時間TV』メインパーソナリティ就任決定

・14thシングル『Chau#』発売

・『暗殺教室』メガヒット御礼舞台挨拶

・『暗殺教室』続編製作決定

 新生活スタート目前の4月5日、グループ史上最大とも言えるほどのビックニュースが飛び込んできました。V6先輩と共に24時間TVのメインパーソナリティを務めることが決定。ようやくここまで来たね。本当に本当におめでとう。まだまだ先は長いけれどこの大役を任されるまでのポジションにまで上ってきたこと。そしてこれから多くの人の目に触れる機会が増えていくであろうことが嬉しくて、楽しみでなりません。10000字以降やまちゃんが各誌で語ってきた、「みんなが同じ歩幅で」歩んでいくという理想がどんどん現実味を帯びてきたのかと思うと胸が熱くなります。

 下旬に行われたメガヒット御礼舞台挨拶にて、『暗殺教室』続編の製作決定も発表されました。映画出演と言い、絶鬼役と言い、続編と言い、次々と言霊パワーを発揮してゆくやまちゃんには頼もしさしかありません。有言実行と書いて山田涼介と読む。かっこいい。かっこいい!!

 

 ここまで何度か書いてきたように、21歳のやまちゃんはこれまでとは根本的に考え方が変わったのだと感じられる発言を随所でしてきました。最近で言うと、ポポロ5月号セルフプロデュース企画。本人自身も自らの変化を感じ取っていました。ありのままの自分の外見・内面や置かれている状況、与えられた仕事を自分のものとして受け入れられるようになった。全ての人から好かれることなど叶わないと諦められるようになった、というよりその必要はないのだと気付いた、という感じかなぁ。最後にこの記事を書くのに使えそうだと思いながらも読めずにいたスポーツニッポン3/17号に掲載されたインタビューを今初めて読んでみたのですが、案の定泣いてしまった1フレーズを引用。

僕はみんなより一歩先を歩いていたい。それに刺激を受けて、みんなも前に行きたいと思ってほしい。

少し前まではこれと正反対のことを考えていたであろうやまちゃんを見てきた私にとって、“前に出ていたいやまちゃん”というものはまだ馴染みがありません。違和感すら覚えてしまいます。でも、慣れなくては。なんて義務のような表現をしてしまいましたが実際それほど気負う必要はないはずです。これからのやまちゃんを見ていれば自然とそんな自分になれるのでしょう。何と言ったって、あらゆる感情をファンと共有させてくれる人なのですから。全国ツアー、恐らく近いうちに発売されるであろうアルバム、夏の24時間TV、秋のグラスホッパー、来年の暗殺教室続編、その他まだ明らかにはなっていないものの待ち受けているであろうお仕事の数々が楽しみでなりません。22歳のやまちゃんがこれまで以上に幸せでいられますように。そんな姿を、ずっとずっと、見守らせてください。