読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

やまひか

 某誌の企画ではありませんが、2番目に好きなコンビは?と尋ねられたらわたしはやまひかだと答えます。2〜3年前かな?Jr.にQでこのふたりが進行役になることが多く、そのやりとりを見ながら好きだなぁと思っていたのですが、本格的に好きだと言い始めたのは比較的最近です。

 きっかけは、JUMPartyスリックカート編。第1ヒートのちびーず対決にて、愛すべき負けず嫌い魂全開のやまちゃんは序盤、真顔でほとんど声を発することもなく無の境地に入り1位を目指して淡々と運転していました。にも関わらず、チームメイトのいのおくんとたかきくんは苦手な車に怯えているちねんくんに夢中。挙句の果てには「ちねんがんばれ〜!」と敵チームの応援を始めます。ちねんくんの本当のチームメイトであるひかけとよりも「ちねん!」「ちねんがんばれ!」を連呼するふたり。ありやまがクラッシュしてちねんくんの独走状態になるというミラクルが起きたときは一番大きなリアクションをとって喜んでいますし、1周多く進んだのちにありやまと同じ場所でクラッシュしてしまうというこれまたある意味では奇跡を起こしたちねんくんのこともすぐさま「ちねん1周勝ってるから!」と励まします。ちなみにこの話をするにあたり改めて見返してみましたが、スタートからゴールまでやまちゃんを応援する声は全く聞こえてきませんでした。不憫!やまちゃん不憫!!でもそこがかわいい!!!(最低)結局順位はそのまま変動することはなく、1位がちねんくん、2位だいちゃん、3位やまちゃんでした。レースを終えて解説席に3人が戻ってくると、当然ちねんくんのミラクルで話はもちきり。ヘイセイちねんかわいいジャンプはちねんくんのかわいさやら強運やらをひたすら褒め続けます。や、やまちゃんにも触れたげて…と思いながら見ていたわたしを救ってくれたのはひかるくんのこの一言でした。

「いやでもねぇ、山田頑張ったよく。」

泣いた。ありがとうひか兄ちゃん愛してる!!!念のため言っておきますが、もちろんいのたかを責めているわけではありません。誰だってあんなに面白いことがあったら夢中になるに決まってるよね!わたしがここで主張したいのは、ひかるくんの俯瞰力と優しさ。あのままではちねんくんの話で終わってしまいそうだったところで、「だいちゃんがうますぎでしょ!」と話題を変え、最後に報われなかったけれど精一杯頑張ったやまちゃんのことも褒めてくれました。ひかるくんの、こういう人が気づかないようなところに気配りのできる視野の広さがすごいと思います。

 やまひかエピソードの鉄板はJUMP結成前の「あなたにお手紙書きましょう」です。Jr.に入るまで全く存在を知らなかったひかるくんがすぐにとても気になる存在になって仲よくなりたいと思い、「メルアドを交換したときなんか、家族全員にお祝いをしてもらいました!」なやまちゃんと、第一印象は栗だった頑張り屋なやまちゃんに、敬語はやめてホントの兄弟みたいに話しましょうとお願いするひかるくん。当時はまさか数年後に同じグループに所属してデビューすることになるなんて思いもよらなかったでしょうが、ふたりの関係の根底にあるものはずっと変わりません。

・一番面白い部門第一位:八乙女光「ボクの笑いの師匠!(山田)」【'08.3 MYOJO】
・ち「(7の)光くんキャラは…」あり「とりあえず山田って言っとけば、あいつ喜ぶんじゃね(笑)?だってあいつ、光くんのこと『師匠』って呼んでたもん(笑)」【'08.7 WU】
・いの「山田はお笑いキャラになりたいんだよな。目指せ光なんでしょ?」やま「あ〜そうだったんだよね」ひか「だった?もう過去形?(笑)」やま「だって光くんには敵わないもん。だから光くんの後ろにピッタリと張りついてる2番手を狙う(笑)。で、光くんが調子悪いなって時に手伝いができれば…」【'08.7 WU】
・TO 伊野尾 いのちゃんはギャグセンスが高いのに、まだその才能をいかしきれてない(笑)!俺といっしょに光くんレベルをめざそー!(山田)【'09.3 MYOJO】
・TO 山田 「光くんのギャグセンスを超える」と前から宣言してるけど、まだまだだな。早くその日がくるのを、待ってるぜ。(八乙女)【'09.3 MYOJO】

この他にも、デビュー後2〜3年のやまちゃんはよく「光くんみたいになりたいけど光くんには敵わないから…」という類の発言をしていたような印象。ですが、次第に彼の笑いに対する方向性は変わってゆきます。ヘイセイボケたがりジャンプを自分がどうにかしなきゃ!という使命感からか、今やグループいちのツッコミ役にまで成長しました。その頑張りはひかるくんにも認められ、「自分にとって大事なツッコミ役」「よくそこまで分かったなというくらいの細かいボケを拾ってくれるから薮の第二候補くらいのやりやすさがある」とまで言ってくれました。ボケとして先を歩いていたひかるくんに、ツッコミという別角度からアプローチすることで見事追いつき肩を並べることに成功したのかと思うと、感慨深い。

 ふたりの分かりやすい共通点としては、モノマネが得意というか持ちネタであることが挙げられます。志村けんジャイアン金八先生などなどそのレパートリーが被りまくっているのがかわいいところなのですが、今回のツアーMCでひかるくん自身も「山田ができるレパートリーは大体俺もできるから」と話していたことに萌えました。わかってたんだね? やまちゃんが金田一番宣で火曜ヒルナンデスの隠れ家探検隊に参加したときに、「八乙女ならブルースリーのモノマネをするところだが」というナレーションをうけてワイプのひかるくんがVTRのやまちゃんに向かって「いけよ?」と言っていたのもかわいかった。ギャグでは敵わなかったかもしれないけど、モノマネという分野では完璧にひかるくんイズムを受け継いだねやまちゃん!
 理不尽さを理由にBESTメンバーからはひかるくんが、7メンバーからはやまちゃんが共にジャイアン呼ばわりされたことがあったり、(主にけいとに対する)愛情表現がツンデレの極みだったり、凝った料理を作ったり突然掃除やら整理整頓をする家庭的な面だったりと、実は似ているところも多いふたり。玄関に靴を並べるというやまちゃんの謎の趣味にも唯一ひかるくんだけは共感してくれました。ですが、似ているところよりも似ていないところの方が多い気がします。でもそこがいいのだとひかるくんは思ってくれているんじゃないかな。違う考えを持っているから刺激になるし楽しいというように話してくれていたことがあって、すごく嬉しかったのを覚えています。

 ひかるくんが昔からやまちゃんを弟のように可愛がってくれたのは、やまちゃんがただのかわいい子ではなく小生意気なところがあったからなのかなと思っています。小生意気といっても半分以上は天然でやっていたのでしょうが(笑)。たとえば先ほど話に挙げた「あなたにお手紙書きましょう」でも、急にキッとなったやまちゃんに「光くん、そんなに僕の涙見たいですか!?」と言われたひかが若干タジタジになる場面がありました。他にも、恐らくこれもグループ結成前の話ですが、お家に泊まりにきたひかるくんにちょうどいい服がないからといって着ぐるみを着せたりとか。なんだろう、悪気のない純度100%の失礼さがかわいいんだよね。あと、可愛がられた理由として忘れてはいけないのが、いじりがいがあること。やまちゃんが寝ているときにお経のCDを流して壁から首だけニュっと出してビビらせたこともあったらしいのですが、やまちゃんが目を覚ますまでずっと無理な体勢でスタンバイしてたらしい。どんだけ怯えるやまちゃん好きなんですか気持ちは分かりますけど!w

 最近のやまちゃんは、ひか兄ちゃんに対してだいぶ強気で接するようになりました。それでもやっぱり完全に上からいくことはできないんだよね。口調の荒いツッコミはできてもいじることはできない。つい数ヶ月前にも、いじりたくて「ウズウズするときがある(笑)」と話していたやまちゃんに盛大に萌えました。ウズウズしても実行に移すことはできないんだよ?なんてかわいい子なのだろうか!このように、やまちゃんにとって今でもひかるくんは精神的に(物理的にもだけど)少し見上げる存在であるように思います。なんとなく、唯一ひかるくんとの接し方には年齢差を感じるんだよね。越えられない壁があるというか。同様に、ひかるくんから見たやまちゃんは、いつまで経ってもJr.時代のいじめるとすぐに泣くかわいいかわいいぷにゅ吉のイメージが抜けきれていない気がします。赤ちゃんみたいだとか昔は丸かっただとかいう形容を好んでするひかるくん。恥ずかしいセリフを言わせたがったりもっとオシャレに興味を持てと怒ってきたりする最近の強気やまちゃんにも、あくまで兄目線でかわいいなぁと思いながら従ってあげているんじゃないかなぁ。

 以前やまちゃんは、JUMP内での自らのキャラを「ザ・アイドル」だと話していました。その理由は、自分では何とも思わないけど光くんに言われたから。嘘をつかず厳しいことも言う光くんが言うならそうなんだと思う、というもの。これも、Jr.時代から培ってきた「光くんはすごい!」という観念の延長線上にあるのかなぁ。わたしは山田担としてメンバーの中でもひかるくんにやまちゃんのことを褒めてもらえるのが一番嬉しくなるのですが、それはやまちゃんも同じなのかもしれないなと思いました。

 たとえ他のメンバーが全員「涼介」呼びをする未来が訪れたとしても、ひかるくんだけはずっと「山田」呼びであってほしいです。逆もまた然り。上手く甘やかしてあげることはできないけれど誰も気づかない所を拾って褒めてくれるお兄ちゃんと、大人になってなかなかストレートに愛情表現することはできなくなったけれど心底兄を尊敬している弟。そんなふたりの関係性が好きで堪りません。これからも良き兄弟でいてください!最後になりましたが、八乙女光くん、24歳のお誕生日おめでとうございます♡