やまちゃんとちぃちゃんと"メール"

 まずは最新エピソードから。

 Q.さみしがり屋No.1 

やま「オレか知念。知念はさみしがり屋というか、かまってちゃんNo.1。“ごはん食べに行きたいんだろうな”や“遊びに行きたいのかな”ってにおわすようなメールがくるね(笑)。ストレートには言わないんだよ。まず「何やってんの?」から始まり、オレが「暇してるよ」って返すと、「そうなんだ…」ってきて、あ~、これは誘ってもらいたいんだな、と(笑)。」
 Q.つかみどころがない人No.1 
ち「(前略)逆にわかりやすいのは、涼介。まぁ、単純につき合いが長くて濃いからっていうのもあるんだけどさ。いまでは「そろそろ“暇だろ?”ってメールが来るぞ」とかわかっちゃうもんね。そして、そのメールが来るとき、だいたいいつも暇なボク…。ボクの行動も単純すぎて、涼介にバレてる(笑)。
    こういったふたりの“メール”事情が語られる度に、私は一年前の7対談でのやり取りを思い出します。 

やま「オレは本来、会えない時間に会いたくて」ち「何、その歌のタイトルみたいなセリフ。会えなくて震えそうみたいな(笑)」やま「ハハハ、自分でもちょっとそう思った(笑)。オレとか、“普通は会わねぇだろ”っていうタイミングで会いたくなって、みんなに連絡したりしちゃうんだよね」ち「そう!涼介って、仕事が夜の12時に終わって、翌朝5時からスタートっていうときでも、“何やってんの?メシ行かない?”って連絡が来たりして」けと「あの行動力はスゴイ!」(中略)けと「基本、声がかかったらうれしいんだけど、ホントに疲れてるときとか、返信が遅くなったりするじゃん。そうすると“今、ひとりで焼鳥食べてる”なんてメールがくるの。もう、山ちゃんもオレの性格わかってるんだよね。そんなメール来ちゃったら、もう行くしかないじゃん(笑)!」ゆと「何、そのかまってちゃんな彼女っぷり(笑)!もう、小悪魔だなぁ~~。かわいい~~~~」やま「(苦笑い)でもこの子(=知念)は絶対来ない!」ゆと「あ、知念は甘やかさない彼氏タイプ(笑)?」ち「えぇ、得意技はメールスルーですから。」

    この対談がWiNK UP2014年12月号、初めに引用したものはduet2015年12月号なので、ちょうど一年。たった一年でこうも変わったのです。厨びっくり。  
 
     変化を感じ取り始めたのは、ツイログによれば以下のテキストを読んだときかな。

暗殺教室撮影期間になかなかメンバーとは会えなかった話から)やま「知念からは“今、ご飯食べてる”とか彼女みたいなメールがたまに来て、こっちはこっちで“焼肉食べてる!”とか。そういう近況報告は常にしてますね」【'15.1.15 QLAP!(2月号)】

  「彼女みたいな」というフレーズはまぁ置いておいて、なんだこれは。近況報告とは呼べない。ただの実況である。ぜ、全然メールスルーしてないじゃんちぃちゃん…?と首を傾げまくっていた翌日に、またもや驚くべきテキストが世に放たれました。 

やま「(暗殺教室撮影中)メンバーと会えない日も多くて、特に知念からは「会えなくて寂しいよ」って彼女みたいなメールが来たりもします(笑)。」【'15.1.16 CINEMA SQUARE vol.70】 

はい言わずもがな「彼女みたい」は置いておいて。ちぃちゃん、「会えなくて寂しいよ」なんて送るんです…?ここで思い出したのが、ぬ~べ~露出でのちねんくんの発言。 

ち「前は仕事が終わると、涼介とか圭人に連絡することが多かったけど、“ぬ~べ~”の撮影に入って、『知念から連絡がこない』って涼介が寂しがっています(笑)」【'14.12.9 TVガイドPERSON vol.28】

 ひとりが忙しいともうひとりは寂しくなってしまうシステム。うむ。  

 
 この他にも、ふたりきりではない時もあるにせよ、やたらプライベートで遊んだりご飯へ行ったりした話を目や耳にする機会が増えたことから、どうやらふたりの関係性、と言うと少し大袈裟かもしれないけれど、やまちゃんにとってのちねんくんという存在/ちねんくんにとってのやまちゃんという存在のかたちが変化したのかなぁなんて思っていました。うーん軽い言葉で言い換えるつもりがむしろ重くなってしまった。なんだろう、分かりやすく言うと“ともだち”感が強まったというか。  
 そもそも、二年程前までちねんくんは滅多に外でご飯を食べないイメージでした。試しに2013春~夏の雑誌を漁ってみたところ、まぁやまちゃんの「知念が誘っても来なかった」「あの腰の重さはなんなんだ」「つき合い悪いよ」と嘆き、「もっと遊びに対するフットワークをよくしなさい!」「たまには外に出ろっ(笑)」と訴えていたことよ!(※ニュアンスです)
 面白かったのが、NYCページで誕生日にゆまちねから何をプレゼントしてほしいか尋ねられ、「ふたりの時間をください。」と答えていたやまちゃん。「“3人でメシを食べる”それだけで十分貴重な時間だよ。」だそう。そういえば、ドライブへ行くなら誰とどこへ行きたいかという質問に対して、逃げられない環境を作って知念とマジメな話をじっくりしてみたい的なめちゃくちゃな回答をしたこともあったねぇ…。当時はそのような、プライベートでもちねんくんと会いたいやまちゃんvs休日は外に出たがらないちねんくんという構図が当たり前だったはずなのに、今では考えられないなぁ。  
 
 なぜ私がこの記事を書こうと思ったのか、なぜTwitterでも事あるごとに冒頭の「メールスルー」エピを引き合いに出すのか。それは、かまってほしいのにかまってもらえないやまちゃんがかわいそうでかわいくてすごく好きだったからです。好きすぎて定期的に思い出して萌えていたからこそ、ここ半年ほどふたりが話している“メール”のやりとりとのギャップに戸惑いまくっている。
 
    問題のエピソードたち、まとめてドン!!
・やま「知念とふたりでごはんを食べに行ったよ。まず、オレが「おなかへったー」ってメールしたら、知念から「そっかー」って返事がきたの。で、とりあえずひとりでごはん屋さんに行って、「来るー?」ってまたメールしてみたら、「うん、もう着替えてるー」って(笑)。そのあとすぐ来てくれて、いっしょに夜ごはんを食べた。オレは大好きなすき焼きうどんで、知念は馬刺しとか食べてたな。」【'15.7.7 duet(8月号)】
・坂本くん「友達は?」ち「メンバーぐらい。基本的に休みはメンバーと。昼ぐらいに山田から『おなか減った』というメールが来て。じゃあ食べようって」【'15.8.19 ザ・テレビジョン(8/28号)】

 ・ち「僕の最近のプライベートを少し書きます いつも通り山田さんから 暇だろー? とメールがきて ご飯を食べました」【'15.9.27 JUMPaper】

 ・ち「きのうもおとといも、夜は友だちの山田涼介さんとごはん食べに行きましたね。2日とも涼介から「いま暇?」って連絡がきて、「そうですね」って昼すぎから涼介んちに行ってたんだよね。そのときは何をしてたのか、って?いやいや、とくに何もしてないよ。ボクはただ、ドラマを見てる涼介を見てただけ(笑)。」【'15.10.7 duet(11月号)】

 念のため言っておきますが、勿論この変化がイヤだという話がしたいわけではないです(笑)。ただ、面白いなぁと。これだから厨はやめられないなぁと。。。 
 ちなみにやまちゃんもちねんくんも、こういった誘い方をしているのは何もお互いに限った話ではありません。やまちゃんはひとりでランチ食べてて寂しいアピールをすることでけーとに来てもらいますし、けーともけーとでいつやまちゃんからお誘いがきても良いように休みの日は待機してくれています(ありがとう…)。ちぃちゃんはやまちゃんだけでなくけーとやだいちゃんにも、何をしているのか尋ねたりおなかすいたアピールをすることでご飯に誘ってもらっています。ちぃ様曰く「僕が「お腹を空かせてる」って言ったら、相手は必ず来ます!」です。だから別に何も変わったのはやまちねだけではない、言ってしまえば単純にお酒を飲める年齢になったことだったり一人暮らしをするようになったことが変化の大きな要因なのでしょうが、それでも私はこの記事を書きたかった。なぜならYC厨だから(開き直り)。
 これからも、いっぱい“メール”して、いっぱいおいしいもの食べて、いっぱいお話して、そしてそのことをおたくたちにもいっぱい教えてください♡♡
 
 余談ですが、今年六月の時点ではちねんくんの電話帳におけるやまちゃんの登録名は「さいふ(ひらがななのかカタカナなのか漢字なのか、表記は不明)でした。かわいいね。